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将来の人口動態を見据えた
社会・人間の在り方

テーマ代表者より

大竹 文雄

大阪大学感染症総合教育研究拠点特任教授

 国連経済社会局の報告書「世界人口予測(World Population Prospects)2019年度版」によれば、一部の国と地域における急激な人口増加で、現在約 77 億人の世界人口が、2050 年には 97 億人に達するとされ、この間、天然資源と生態系への圧力が更に強まることが予想されています。他方で、人口減少を経験する国も増え、特に25 歳から 64 歳の生産年齢人口の減少、人口の高齢化が本格化することも予想され、先進国を中心とした生産性の低下、社会保障の肥大化が、政府の財政全般を圧迫し、世界経済の持続可能性に大きな影響を与えかねません。
 日本については、国立社会保障・人口問題研究所が令和元年に公表した「日本の推計人口」において、人口は 2065 年には9千万人を割り、高齢化率は 40%近くに達するとされ、経済や社会の安定性に大きな影響が生じることが予想されます。
 こうした人口動態を見据えつつ、人間中心で多様性のある持続可能な社会を実現していくことが21世紀における大きな課題のひとつです。本テーマでは、「いのち」を持続させる社会制度の構築という視点から、ワークライフバランス、医療、教育政策、高齢化、社会保障等、様々な課題を取り扱います。

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