キックオフ・シンポジウム(第3回SSIシンポジウム) ご参加のお礼

3月16日、第3回SSIシンポジウムを開催し、500名を超える皆様にご参加いただきました。今回は文部科学省委託事業「人文学・社会科学を軸とした学術知共創プロジェクト」のキックオフ・シンポジウムを兼ねての開催となりました。シンポジウムにお力添えいただいた皆様、ご参加いただいた皆様、さらには日頃よりSSIをサポートしてくださっている皆様の支援の賜物です。心から感謝申し上げます。


今回は、「命に向き合う知のつながり」というテーマのもと、鷲田清一大阪大学名誉教授より、「学問と社会 再論」というタイトルで、ご講演いただきました。講演では、社会に向き合うときの大学や研究者の心得が論じられ、社会は専門家に対して正解よりも一緒に考えてくれることを求めていること、知性を私的に利用してはならないこと、社会と距離をとる「批評」と内部に入っていく「臨床」のバランスをとることなどが示され、最後に、「のびやかさ」と「チャーミングさ」をもって社会に開いていくことが提唱されました。


基調講演に続いて、社会課題に取り組み未来を構想する独創的な取組を5つの大学に紹介していただき、パネルディスカッションを行いました。「共創の場」とは何か?何のための共創か?「共創の場」の経験はどう言語化されるのか?について様々な視点から活発な議論が展開され、社会課題に向き合うことには大きな責任をともなうこと、その責任を果たす覚悟を研究者一人一人がもたなくてはならないことが論じられました。


今回のシンポジウムを契機に大学間の連携を強め、社会の様々な組織や個人とも連携することによって、多様で複雑な社会課題に向き合うためのネットワークを形成し、未来を共に創るムーブメントにつなげていきたいと思います。


今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

大阪大学社会ソリューションイニシアティブ長
堂目卓生

シンポジウムの概要は、以下よりご覧ください。

文部科学省委託事業「人文学・社会科学を軸とした学術知共創プロジェクト」

キックオフ・シンポジウム(第3回SSIシンポジウム)

命に向き合う知のつながり ー 未来を構想する大学

この記事をシェアする