「人文学・社会科学を軸とした学術知共創プロジェクト」の第10回ワークショップでは、それまで3つの大きなテーマのもとで別々に扱ってきた論点を集約する形で議論しました。今回は、WS10の議論をもとに、新たな論点を探究し研究テーマを発掘するための対談インタビューを収録形式で行いました。第3回は、2023年2月16日に広島大学大学院人文社会科学研究科の小林信一先生を訪ね、小林先生の専門である科学技術政策・高等教育政策・科学技術論を起点に多角的な視点からお話しいただきました。
展開インタビューの様子は以下よりご覧いただけます。
およそ1時間少々の動画となっております。
本インタビューの動画視聴はこちら
対談でのキーワード
①
# 個別性と普遍性の綱引き
# 時代と分断の境界線
# 貧困率
# 大学の姿勢
# ミッションとリスクを混同
# 地域間格差
②
# 物語の共有
# 「こと」の受けとめ方
# 当事者世代を超えた負の影響
# 見えない痛み
③
# 言葉/実感の認識
# 総合知
# 従来価値観の否定
# 新自由主義の価値観
# 「価値」の具体化と説明
# マーケットに対する姿勢
# プロモーション
④
# 発信方法の変容
# 研究者個人の自己認識
# プロモーションと迎合の波
# 市場の顔色に対する意識
# 伝統的価値vs社会貢献
パネリスト
氏名 | 所属 | 役割 |
小林 信一 | 広島大学副学長・大学院人文社会科学研究科長 | 対談者 |
堂目 卓生 | 大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)長 | インタビュアー |