「人文学・社会科学を軸とした学術知共創プロジェクト」の第13回ワークショップを、2023年1月24日に開催しました。本プロジェクトにおいて大きなテーマの1つである、分断社会の超克において昨年度(2022年3月)に実施した「WS09・平和へのアプローチ−学問と実践の共創−」から研究企画と体制構築を進め、ビジネスが平和構築に寄与するための現状や可能性、課題を考えていくプロジェクトを形作ってきました。今回のワークショップでは、平和構築において不可欠な要素である人権に焦点を当て、「ビジネスと人権」について考えるためにアカデミズムがセクター・アクターを跨ぐ交流のハブとなり、整理・分析・翻訳など様々な手法を介して、多様な分断を超克するきっかけを模索しました。また、本ワークショップは現地と海外からのzoom接続によるハイブリッドの収録形式で行われました。
ワークショップの様子は以下よりご覧いただけます。
およそ1時間程度の動画となっております。
動画視聴はこちら
ワークショップで取り上げた主な論点
1)「伝わらない」「噛み合わない」問題意識の改善
2)企業とステークホルダーの関係の見える化
3)幹部の気づきをアクセラレートする方法
パネリスト紹介
氏名 | 所属 | 役割 |
片柳 真理 | 広島大学大学院人間社会科学研究科 教授 | モデレーター |
菅原 絵美 | 大阪経済法科大学 教授 | パネリスト |
佐藤 暁子* | 国連開発計画(UNDP)ビジネスと人権 リエゾンオフィサー/弁護士 | パネリスト |
鈴木 真代* | Social Connection of Human Right 共同代表 | パネリスト |
渡邉 純子 | 西村あさひ法律事務所 弁護士 | パネリスト |
中尾 洋三 | JP-MIRAI アドバイザー | パネリスト |
氏家 啓一 | グローバルコンパクトネットワークジャパン 事務局次長 | パネリスト |